Ubuntu10.04でGoogleCL使ってみました
Google Data APIのコマンドラインツールが公開されたので、使ってみました。
利用できるようにする準備から、試しに使ってみるところまでやってみます。
Google Code Archive - Long-term storage for Google Code Project Hosting.
まず、利用準備です。
googleclをインストールするには、tarballとdebパッケージの2種類があります。
Ubuntuはdpkgでdebパッケージをインストールできるので、debパッケージを利用します。
googleclは依存関係で、python-gdataを必要とするので先にインストールします。
$ aptitude search python-gdata p python-gdata - Google Data Python client library $ sudo aptitude install python-gdata
python-gdataのインストールが無事に終わったら、googleclをインストールします
$ sudo dpkg -i googlecl_0.9.5-1_all.deb
もしかしたら、aptitudeでインストールできるかもしれません。
確認し忘れました。
最後に、コマンドが使えるようになっているか確認します。
$ which google /usr/bin/google
これで利用準備が完了しました。
では使ってみましょう。
今回は、youtubeに動画を投稿してみます。
googleclのページは書いていませんでしたが、デベロッパーキーが必要みたいだったので、追加しました。
$ google youtube post --devkey {デベロッパーキー} --category People 1-20100619102331.avi
実行すると下記のような表示が出ます。
アップロードなどにはoauthが必要なため、表示されたURLをブラウザで開きアクセスを許可します。
Please specify user: gyhino (Hint: You can automatically launch your browser by adding "auth_browser = <browser>" to your config file under the GENERAL section, or define the BROWSER environment variable.) Please log in and/or grant access via your browser at https://www.google.com/accounts/OAuthAuthorizeToken?oauth_token=***** then hit enter.
ブラウザでの操作が終わったら、コマンドラインに戻りEnterを押します。
下記が表示されると、アップロードが始まります。
Loading 1-20100619102331.avi
こんな感じで、Googleのサービスデータにアクセスが出来ます。
簡単ですね。
使い道としてはバッチ処理とかで使えると思います。
Webでも非同期処理であればバックエンドでいけそうですね。
使い道はデベロッパー次第、楽しみです。